以前暮らしていたアパートでは、暗く隔絶されたキッチンに立つのが苦痛だったという奥さん。 家のどこにいても、お互いの存在を感じられる間取りを希望した結果
「今はキッチンに立つのが楽しい」と目を輝かせています。
キッチンと向かい合ったパソコン用カウンターに座るご主人も「この家に来てからいらいらしなくなった」と実感。
リビングにはあえてテレビは置かず、休日にはふたりでのんびりお酒を飲みながら、
近所の子供たちの会話やお隣の家の庭木を眺め、ぼーっと過ごすのが楽しいそうです。
家に遊びに来た友人からは「空気がきれいで木の香りがする」と言われたそうで、随所に配置した植物も快適さを演出。
キッチンから目が届くように設置されたバスルームは「老後を迎えたときに、
お互いに万が一のことを考えると、何かあってもすぐに気付けるから安心ですね」。
猛暑の夏でも窓を開けるだけで風が通り、それほどエアコンに頼らず過ごせたそうです。