近年は大手ハウスメーカーの外壁もメンテナンスフリーになってきました。
10年保証でなく30年保証もつく仕様になりつつあります。
今後の住宅は外壁メンテナンス費がかからない、耐久性がある材質に変わってくることが
予想されます。
そこで、某ハウスメーカーのHPから抜粋してみました。
美しい外観を保つ秘密は、「光触媒技術」にあります。
そもそも「触媒」とは、「それ自体は変化することなく化学反応を促進する物質」のこと。
つまり「光触媒」は、光があたることによって化学反応を促す物質ということになります。
身近な例でいえば、植物の光合成反応も光触媒の働きのひとつ。
植物の葉緑素は、太陽の光を受けて二酸化炭素と水から酸素や炭水化物などをつくり出しますが、それ自体が変化することはありません。
光触媒反応は、触媒である「酸化チタン」に紫外線があたると、空気中の酸素や水分と反応して強い分解力と親水性が生まれます。「キラテックタイル」の表面にも、この「酸化チタン」の膜が薄く均一に施されているのです。光触媒反応は、東京大学の大学院に在籍されていた藤嶋昭博士が発見。
1972年の論文発表をきっかけに世界的に知られるようになりました。太陽光など紫外線を含む光をあてるだけで抗菌や脱臭、 汚れ防止、曇り止めなどの効果が得られることが明らかになり、環境にやさしい技術として各分野で応用、実用化が進められています。