屋根には寿命が長く、耐久性のよい国内産の陶製瓦を標準採用しています。本物の陶製瓦は耐久性、断熱性、遮音性に優れているだけではありません。その立体的なフォルムは塗り壁との相性がとても良く、しっかりと高温で焼き上げた陶製瓦は時間の経過とともにその風合いを増していきます。
自然素材である粘土を高温(1100℃)で焼き上げた陶製瓦は耐久性に優れ、真夏の炎天下の暑さにも、真冬の氷点下の環境にもビクともしません。雪の重さにも耐えられる耐圧設計で、JIS企画の約1.5倍の重さにも対応。大気汚染による酸性雨に耐えられる強度を持っていることも分かっています。
ただし、陶製瓦でも海外輸入のものは使いません。焼成温度が低いため強度が足りないこと、土の性質から密度が低く雨漏りしやすいこと、水を吸うため寒冷地では凍って割れてしまうことがあるからです。デザインにより、シンプルなスタイルには軽くて丈夫なガルバリウム鋼板をお勧めしています。