東区 TY様邸
食事の用意をしながらテレビが見られるよう、キッチンは目隠しなし。
バスルームと洗面所、洗濯機はキッチンの脇。冬場以外は洗濯は脱衣所の外に干す。
屋根の形状から生まれた屋根裏スペースは物置部屋として利用。
窓の外には落葉樹が植えられ、夏は日射しをさえぎり、冬は日光を取り入れる。
同居していたご両親が亡くなり、息子さんも自立。
夫婦ふたりだけで住むには大き過ぎる家をリフォームしたのが2年前の夏でした。
「二世帯だったからとにかく広くて、部屋が10くらいありました。掃除はたいへんだし、冬はすきま風で寒くて」
という奥さんの要望は、第一に必要最低限のスペースであること。そして一階で生活が完結すること。
浴室も寝室も洗濯も一階、二階は来客時や子供の帰省時にしか使っていないそうです。
「子供から電話があって『地震大丈夫?』って言われたけど、ふたりして気づかずソファでうたた寝していました。
テレビをつけたら震度3と出てましたが、全然気づかなくて」という耐震性と、
冬の朝でもすっきり起きられる暖房効率にも満足。
和風の落ち着いた空間にこだわりオリジナルの建具を選び、
ソファから部屋を眺めては「こんなに幸せでいいのかな」と考えることもあるそうです。
夫婦ふたりの第二の人生のための、必要にして最適な住居ですね。