屋根は瓦を葺く前にヒートバリアボードと野地板を
施工していきます。
ヒートバリアボードは調湿と断熱の両方に優れる「ネオポール」
という断熱材と輻射熱を97%カットするアルミ遮熱シート
「タープホイル」を合わせ抜群の作業効率を持つ製品。
タープホイルは夏の暑い時期には熱をはじき、寒さの厳しい
時期には熱を逃がさないという特性があります。
そのヒートバリアボードを垂木間に施工し、さらに通気層を
設けることによって抜群の遮熱性が実現します。
ヒートバリアボードを貼り終わると屋根の下地工事に入ります。
わいけい住宅の屋根下地は無垢の野地板。
しかも普通の野地板ではありません。愛工房の低温乾燥した
杉材を使用しています。
45度という温度でじっくりと均一に低温乾燥した杉材は木材が
本来持っている防虫効果や防カビ効果を殺さずに残っており、
木の持つ、色・艶・香りもそのままに酵素も生きています。
その材料を野地板に使用すれば外来の屋根裏にも入り込む
アメリカカンザイシロアリにも効果を発揮。合板に比べて
通気性や調湿効果にも優れ、一層家を長持ちさせてくれます。